2014年07月28日

7月の言語技術教室

論理的な思考力・・・すべての学習、生活の基礎になるので、
ヨーロッパの言語技術教育の研究をされている三森ゆりかさんの主催されている
「つくば言語技術教育研究所」に1年生から通っている。
http://members.jcom.home.ne.jp/lait/index.html

2年生の途中までは、遠いので(東京から1時間30分ほどかかる)ので、
「付添」をしたり、お願いしたりしていたが、2年生の後半から一人で月2回「通学」してもらっている。
低学年にとっては遠いが、いくつかの私学(宮城県と神奈川県)以外、ここでしか授業を受けられないので、
仕方がない。

1,2年生の頃は、再話という授業に驚いた。
再話は、物語を2回読んで、そのまま書き出すという作業。
実際、教員向けの研修を受けさせてもらって、やらせてもらったことがあるが、
「集中力」「物語の形を覚えること」「書く力」「漢字力」など、いろいろなことが身に付く。
授業だけでなく、宿題でも再話。月に1冊本を読んで、そのまま書き出す。
小学1年生から毎月原稿用紙を数枚書き続けていれば、作文などにひるまなくなる。
2年生の後半ぐらいから物語が長くなってきたので、「要約」も学び始めた。
「要約」になると、そのまま覚えるだけでなく、内容の骨の部分と、飾りの部分を読みながら考えて、
骨は何かを考える力が身に付き、短く要約することも、長く要約することも自由自在になってくる。

また、物語の形についても学んでいるようだ。どんなに長い物語でも、物語には定例の型がある。
型を理解しながら、物語を読むと、今、どういう場面なのか、物語の理解度がまったく違ってくるし、
これからどういうことがおこるのか、予測しながら読むことができるようになる。
これが身に付くと、物語だけでなく、いろいろな文章や相手との会話の中で、
相手のいいたいことを早く推測する力になっていくと思うし、
相手に早く正確に理解させる力にもなっていく(わかりやすい説明は物語の形をとることが多い)。
7月は1冊本を読んでいくのが宿題(スーホの馬)。その物語を使って、物語の形を学んだようだ。

自分の意見とその理由をこたえる「問答ゲーム」というものも実践している。
問答ゲームは、ある問いに対して、まず、自分の意見(yesかnoか)と、その理由を答えるゲーム。
我が家では、三森先生の本を参考に年長ぐらいから時々やっており、
「理由を示して答える」ことが、少しずつできるようになっている。
英語で言うと、「I think (意見).Because・・・」という型が自然と出来上がっている。
「考え方の基礎は母語(日本語)でいい」というのが三森先生の考え方。しかし、型を覚えていくうちに、
日本語も英語も型は同じということに気づかされる。

ヨーロッパのまねをしてほしい訳ではなく、世界の上層部の国々が共通して学んでいる教育の基礎
(言語技術)を日本の普通教育の中で学ばせることが、日本のグローバル化につながると思うのだが、
そういう話を聞いたことがないので、家庭で少しずつやるしかない。。。
posted by タイガママ at 11:05| 東京 ☀| Comment(0) | 言語技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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